GRAVITY LIGHT PP

2009

一枚のうすいポリプロピレンのシートにスリットをいれ、ぶら下げる。スリットからの直接光と、フロストに加工されたシートからやわらかく分散した光が、机上面と天井を照らす。 2008年に制作したGravity Light は、薄い鉄板における自重によるたわみを反射板として利用した照明である。今回ポリプロピレンを使用することで、同じように重力をつかった照明ではあるが、光を通す素材であるため、まったく異なるフォルムがうまれてきた。同様にフラットな状態からフォルムが形成され、簡単にフラットなシートに戻る。かつ超軽量、省スペースのためシッピングに適している。