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設計者 | 建主 | |||||||
| 東京に家を建てる | |||||||||
東京は住むのに適した場所か?と聞かれると答えの窮する。人生の大半を東京で過ごしてきたゆえに、比較しようがない。便利であるかということに関しては、はっきりとイエスといえる。終電までは電車はパーフェクトに動くし、コンビニは至るところにある。欲しいものはおろか、欲しくないものまでいつなんどき手にはいる。便利さを楽しむために都心に住むという建主のご意見は、まったくもって理にかなっている。また不便さすらも楽しむと言える、生活そのものへの、取り組み方がとても共感できるし、尊敬もしている。私は一度その不便さを楽しむ週末住居にお邪魔させてもらった。上げ膳、据え膳、送り迎えつき、穴場的な海岸への送迎。あまりに快適に過ごさせてもらい、不便さを楽しむことはできなかったのだが・・、こだわりを強く感じる週末住居で、今度お伺いさせてもらったときに、写真をとりレポートさせていただこうと思っている。一例を書かさせてもらうと、裏庭に、ユンボーが置いてあり、まだまだ開拓中の庭がある |
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| 土地探し | |||||||||
freedomという不動産屋とお付き合いしている。社長の谷村さんは、元森ビルで建築設備を担当されていたこともあり、建築や、インテリアに精通している方だ。野口ハウス707号室を完全リノベーションするという仕事からお付き合いを始めて、土地や、中古マンションを探しているお客さんを紹介する、または逆に紹介していただくという関係を続けている。以来、あまり興味のなかった土地の値段や、中古マンションの価格が非常に気になるようになった。建主が目をつけた白金の物件は、坪単価的に言うと、掘り出し物。おまけに、大手不動産屋の容積率の計算が間違っていた。それがさらに値段を安く設定されていた原因であると思われる。役所に法規を念のため確認し、渡邊さんが希望している床面積は十分に確保できる胸をお伝えした。 |
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| 設計者との出会い | |||||||||
渡邊さんとお会いする前日、私は石川県に出張。H-houseを見積図提出、確認申請提出でその日の朝まで図面を書き、車で石川県へ。役所、業者への説明を終わらせ、ご飯を食べ、東京へ。通常なら泊まるところだが、なにせ次の日は、ひょっとしてお客さんになっていただけるかもしれない方と会うことになっている。這ってでも東京に戻らなければと、強行軍。朝方5時に東京につき、仮眠をとりいざ川口の家へ。一通り説明を差し上げた。実際のところ、疲れはピークにきていたのできちんとした説明ができたかは定かではない。 そして、それから約一月間、白金の土地のこと、どのような住まいを希望しているか、工法のこと、地下室をつくるか否やなどをメールでやり取りをした。 正式の依頼されたときの喜びは忘れられない。 いい場所、いい建主、(そして結果的にはいい工務店に発注することができた)このような条件下で仕事ができることほど、設計者冥利に尽きることはない。 |
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copyright
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Keiji Ashizawa
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2004 | |||||||