A-CT01 for Karimoku Case

2019

昔から使われている「ちゃぶ台」をインスピレーション源とした、対となるソファの高さに合わせたテーブルです。フロアに座った状態でもアクセスしやすく、審美性だけでなく機能性にもフォーカスしています。素材の質感を生かした、構造的な直線が描く脚を、透明なガラストップが強調します。

ケース・スタディ・プログラム: 砧テラス
カリモクケーススタディは、1940年代の「ケース・スタディ・ハウス」にインスピレーションを得ています。
米国の建築雑誌「アーツ・アンド・アーキテクチュア」がリチャード・ノイトラやチャールズ&レイ・イームズといった著名な建築家に、経済的かつ複製しやすいモデル住宅を依頼したとされるこの実験的プログラムでは、斬新なアイディアにより現代的な住空間とライフスタイルが根本的に再定義されました。
このプログラムでつくられた住空間やプロダクトは今日においてもモダニズムを代表する傑作として知られています。

カリモクケーススタディにおいて最初のプロジェクトとなった砧テラスのために、私たちはソファ(A-S01), ダイニングテーブル(A-DT01) そしてコーヒーテーブル(A-CT01)をデザインしました。