Team

芦沢啓治建築設計事務所は
建築、インテリア、家具、
照明、プロダクトのデザインを行い
空間をトータルで
デザインできる事務所です。

Client


Founder

芦沢啓治Keiji Ashizawa

1973年東京生まれ。横浜国立大学建築学科を卒業後、1996年に設計事務所にてキャリアをスタート。2002年には、建築実務と並行する形で活動を共にしていた特注スチール家具工房「super robot」に正式参画し、オリジナル家具や照明器具の製作に邁進する。ものづくりの現場で素材の可能性を拡張させながら手で考え、試行錯誤を重ねるなど、現在に通じるモットーやアプローチの基礎を確立させる。2005年に独立し、「正直なデザイン/Honest Design」をモットーとする「芦沢啓治建築設計事務所」を主宰。現場や素材に根差す「クラフト」を重視するアプローチで、建築からインテリアデザイン、家具デザインなど、異なるスケールのディテールをきめ細やかに積み重ねるプロジェクトを主に、海外も含め広く展開している。

一方で、社会的な活動にも力を注ぐ。2011年には、東日本大震災で被災した友人の復興支援で度々訪れていた石巻市で、自身だけでなく、市民やボランティアが復興につながるアクションを起こしやすい仕組みを作りたいとの考えで、石巻市の人々が自力で復興するための工具や材料を備えた「石巻工房」を立ち上げた。そのうえで材料や工具、技術に制約がある中でもDIY感覚でつくれるオリジナルスツールやベンチをデザイン。アイデアに共感したデザイナーや企業とともにワークショップを開催し、地域の人々と製作する流れをつくった。この時にデザインされたプロダクト群は付加価値のあるオリジナルブランドとして地域外に販売されている。また、2014年の法人化を経た現在は、世界中のデザイナーと共創。現地で入手可能な木材を使い、現地で製造する「メイドインローカル」プロジェクトを推進するほか、ゲストハウスやショールーム、クラフトビールを提供するカフェなどを擁する多目的スペース「石巻ホームベース」の立ち上げなど、取り組みを深化させている。

2016年には、2年後に取り壊しが決まっていた建造物に感じた可能性を可視化したギャラリー「デザイン小石川」を立ち上げる。消失する場を未来がはじまる場として、2018年にクローズするまでの間に世界中からクリエイターを迎え、個展やエキシビジョンを通じて多彩な交流を生んだ。
生活者のひとりとして感じた想いを社会につなげる取り組みは、今後も領域の垣根を超えながら型にはまらない実践をめざす。

また、これまで培ったキャリアを社会や未来に還元するべく、国内外でのレクチャー、講師、そしてデザインアワードの審査員など、次世代との共創にも力を注ぐ。同時に、芦沢事務所のアネックス2階をゲストハウスに。国内外のパートナーやアーティスト、デザイナー、インターンを家族のように迎え入れ、仕事にとどまらず、設計業界の発展や日本と海外の文化交流に寄与している。



  • Chief Architect

    Kenta Hirayama

    2012 早稲田大学建築学科 卒業
    2014 早稲田大学大学院建築学専攻 修了
    2014- 芦沢啓治建築設計事務所
    一級建築士

    デザインスキル、コミニケーションスキル、模型やCGのスキル、そしていかなる困難なプロジェクトもまとめ上げる建築家として持つべきスキルを全て持っており、社外、そして社内での信頼は厚い。



  • Chief Designer

    Masaru Kiyota

    2019 University of Oregon, Product Design and Material Studies 卒業
    2020- 芦沢啓治建築設計事務所

    多様なデザイン事務所で鍛えられた技術、そしてデザインに対する好奇心により、小さな部品からインテリアまで幅広いデザインを担当。弊社プロダクト部門を引っ張るデザイナーである。



  • Mariko Irie

    2004 昭和女子大学 卒業
    2005- 芦沢啓治建築設計事務所
    一級建築士

    経験に裏付けられた建築家としてのデザインのスキル、技術において若手スタッフにおける指導者であると同時に、美しく建築をまとめ上げる力もあり、幾つもの美しい住宅を手がけている。

  • Honjo Rie

    2006 東京理科大学理工学部建築学科 卒業
    2006- 芦沢啓治建築設計事務所

    弊社の代表的な建築である、House Sや、House in Saikoなどを手掛け、審美眼をもち、建築を作り上げていく上での技術力やコミニケーション能力の高さからクライアントからの信頼も厚い。

  • Chief Architect

    Yamaguchi Kentaro

    2009 北海道大学大学院 卒業
    2009- 芦沢啓治建築設計事務所
    一級建築士

    建築家としての才能に恵まれた上で、デティールやモノづくりへの理解の高さから彼が手掛けてきた建築にはある種の美しさがある。また経験も豊富であり、いかなる難しい案件においてもまとめ上げる力もある。



  • Chaoyen Wu

    2012 国立台湾科技大学建築学科 卒業
    2014 早稲田大学日本語教育プログラム 修了
    2017 東京工業大学大学院理工学研究科建築専攻 修了
    2017- 芦沢啓治建築設計事務所

    多言語を操るだけではなく、柔軟でかつ高いデザインスキルと空間把握能力を持ち、昨今はインテリアデザインのスペシャリストとして、ブルーボトルの上海カフェなどの海外の案件を任されている。

  • Ryota Maruyama

    2016 東京理科大学理工学部建築学科 卒業
    2018 東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻 修了
    2018-2022 デザインオフィスnendo
    2022- 芦沢啓治建築設計事務所



  • Kawami Kenji

    2014 武蔵野美術大学建築学科 卒業
    2017 明治大学大学院建築学専攻 修了
    2017- 芦沢啓治建築設計事務所

    デザイナーとしてのセンスと、ビジュアルゼーションを巧みに操り、建築、空間に対する鋭い観察力から建築からインテリア、家具に至るまで高いレベルで仕事をする。さらにハードワーカーでもあり、クライアントからの信頼も高い。



  • Yuichiro Takei

    2016 早稲田大学建築学科 卒業
    2019 早稲田大学大学院建築学専攻 修了
    2020- 芦沢啓治建築設計事務所

    建築家としての基本的な素養を備え、また勉強家でもあることから物件をこなす毎にベテランの設計者並みのスピード感と安定感で仕事をこなす。代表作はブルーボトルみなとみらい、渋谷カフェ。



  • Siyka Georgieva

    2016 ヨーロッパ・デザイン学院 卒業
    2020 ミラノ工科大学大学院 修了
    2022- 芦沢啓治建築設計事務所

    高いビジュアリゼーションのクオリティーを武器に、デザインと空間の理解力を持ち、提案力を持ったアーキテクトである。海外案件のインテリアプロジェクトを担当している。



  • Yusho Nishioka

    2019 Emily Carr University of Art & Design, BA Industrial Design 卒業
    2020-2022 ANDlight プロダクトデザイナー
    2022- 芦沢啓治建築設計事務所

    照明メーカーのプロダクトデザイナーとして働いていたキャリアを持ち、グラフィックデザインと写真を得意とする。ビジュアルに対する鋭敏な感覚は、プロダクトデザインにも表れている。



  • Asagi Minami

    2019 東京理科大学理工学部建築学科 卒業
    2022 東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻 修了
    2022- 芦沢啓治建築設計事務所

    海外での一年家具のデザインの留学と、弊社でのインターン経て新人として4月に入社。好奇心と真面目さ、そしてデザイナーとしての才能を兼ね備え建築家として成長すべく素養を持ち合わせている。



  • Nanako Inoue

    2019 京都工芸繊維大学工芸科学部デザイン建築学科 卒業
    2022 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科デザイン学専攻 修了
    2022- 芦沢啓治建築設計事務所

    海外での一年家具のデザインの留学と、弊社でのインターン経て新人として4月に入社。デザイナーとしてのユニークさとセンスがあり、また持ち前の度胸で現場を乗り越えていく力と明るさを持っている。



  • Hiroshi Shibata

    2019 東京理科大学大学院建築学専攻 修了
    2019-2021 株式会社一級建築士事務所アトリエマナ
    2022- 芦沢啓治建築設計事務所
    一級建築士

    住宅系の設計事務所にていくつかの住宅を設計してきた経験を持ち、中途入社。建築家として持つべく説明能力とリサーチ力に長けている。