NAO Cabinet ARIAKE

2023

佐賀県産のヒノキ材と和紙を使用した「名尾キャビネット」は、名尾の山奥で300年以上続く和紙工房「名尾和紙」とのコラボレーションにより生まれました。和紙は何百年も使える丈夫な素材であり、古来より日本の日常生活に使われてきました。光や音を和らげる和紙は、空間にほのかな雰囲気を醸し出します。芦沢啓治はこのキャビネットのデザインを通して、日本の伝統的な障子の新しい形を表現したいと考えました。伝統的な技法を用いながらも、現代的な収納を求める空間にもマッチするようデザインされており、埋め込み式の取手や、ヘッジヒンジなどの繊細なディテールが、ミニマルなデザインをさらに引き立てています。このキャビネットの扉を開けると、ヒノキの自然で心地よい香りが広がります。