APARTMENT506

2008

Site: Tokyo

Architect: Keiji Ashizawa Design

Project architect: Keiji Ashizawa/Mariko Irie

Photo: Takumi Ota

素朴でタフな空間をつくることになった。もちろん生活する器であるから、手でふれるところや水回りはしっかり作りこんでいるものコストの話もあり大胆にラフなつくりを選択している。コストを合理的に下げていく方法として、まず最初に考えるべきことは、本当に生活に必要な要素を吟味することだ。また変わりになるものを探すことも有効だ。今回は非常にありふれた洗面シンクであったり、天井の照明の代わりのデスクスタンドであったり、北欧の椅子であったり、クライアントが作った椅子であったりと楽しみにながら取捨選択していった。そんな作業しながらも最後まで残った大きな2枚の扉は、ここが生活空間ではなくまるで舞台かのような錯覚をおこさせる。部屋に入ると大きな光の壁として機能し、限られた窓しかない水廻りをにまた開き方によって新たな空間を生み出す装置になっている。ここでクライアントは仕事と生活をする。人を招き、食事をして、ミーティングをして、お酒をのむ。非常にシンプルな器ではあるが大らかにそれらを包み込む空間がうまれた。

Site: Tokyo

Architect: Keiji Ashizawa Design

Project architect: Keiji Ashizawa/Mariko Irie

Photo: Takumi Ota

Small renovation of used apartment for one person in Tokyo.