Journal

Architizer

We are happy to announce Architizer choose our projects as Project of the day.

House S 31/01/2014

2 courts house 02/02/2014

Design small things

We could learn a lot from his detail.http://www.geoffreybawa.com/
My friend took photo handle and lighting in bedside.

You can see the similarity.Such details make beautiful rhythm in space.
I remember this is one of the important idea that I leaned from Peter Stutchbury.

We should try thinking any detail and making by ourselves.
Otherwise,it’s difficult to make beautiful rhythm,one of the most important thing in architecture.

上棟式/Cerebration

Cerebration for Finishing Structure.
It’s topical ceremony that client invite carpenters and us.
最近大工さんはお酒を飲まないので(車で来ているから)割とおとなしい会となることが多いです。

Job offer

We are looking for Architect who speak Chinese and English or Chinese and 日本語.
Just mail us your CV and portfolio.
info@keijidesign.com

Thanks.

Keiji Ashizawa

News

House S” are featured as “Architecture of the day” of architizer

Architizer というwebのメディアで、 “Architecture of the day” をいただきました

New Projects in our website
いくつかの新しいプロジェクトです。

Furniture

IE shelf
KOBO BENCH
KOBO SOFA
Ishinomaki Bench
Ishinomaki Stool
Ishinomaki High Stool

Arhictecture
WINE APARTMENT
SPACE9 APARTMENT

Interior
Ao Studio :renovation
701 :renovation

Lingting
Glass Parabola
ELLIPSE

石巻工房

石巻工房を会社化することになった。立ち上げてから2年半。販売を始めてから2年がたつ。(ここまでは石巻工房工房長の個人事業である。)石巻でのメンバーは6人。4人が石巻に住み、2人が仙台から通っている。今も多くのサポートを東京のデザイナーから受けているけれど、今年会社化をすると共に完全な自立を目指している。
すでに石巻チームにおける給与や2つの倉庫、オフィス、そして工房などの家賃はなんとか回してきた。現地雇用もそうだが、現地不動産を活用することが石巻工房の一つの役割だった。現在5つの場所を借りてすこしずつお金を落としている。ひとまずそのアイデアと思いは達成したと言えるだろう。ワークショップの大家さんからは、石巻工房ストリートにしたらいいと応援されている。僕もチームも本気でそうしたいと思っている。

どこまで大きくするかは、家具メーカーにおいては必ずしも思惑通りにはいかない。ちょっとずつ背伸びしながら成長を促す他ない。その小さな背伸びにおいて、特にいま力を入れているのが海外進出とコントラクト業務である。海外へは去年2度、今年はまずアンビエンテに出品する。ケルンにもaa stoolのみ出品した。海外からのメディア対応も増えつつある。海外進出は単なるブランドということではなく、本気でビジネスをする作戦でいる。それなりに柱として計算できるところまで来ている。コントラクトに関しては、徐々に増えている。簡単に、そしてそれなりに安価でかつデザイン、コンセプトがしっかりした家具は実のところそんなにあるものではない。また既成材料だけを使ったザックリな家具がもつ力強さ、アイデアは石巻工房ならではと言える。ここには家具のデザインとしても、インテリアをつくっていく上でも大きな可能性をひめていると思う。

そんなコントラクトに関してだが、いままでどのような工事を石巻工房でおこなってきたかまとめてもらった。
これらの仕事をみて、安心して石巻工房に仕事を頼んでもらいたいし、可能性も知ってもらいたい。
そして石巻周辺でも暗躍して、工房ストリートのみならず地方都市の可能性をデザインから生み出すことも続けていけたらいいと思っている。

ビジョンを語ってみる

飛行機でジョブズの映画をみた。出来がいいとは言えないが、これから起業を考えている人にとっては背中を押されるところもあると思う。映画の中での彼のコメントや行動には起業家が持つべき資質とは何かが学べるし、(もちろん学ぶべきことではないこともある)同時に彼が天才がゆえのユニークさと自分とのギャップも見えてくる。
彼は映画の中で常にビジョンを語っている。もちろん映画だから誇張されているところはあるだろうけれど、ビジョンを語り続けたものだけにしか、それを実現するチャンスはないのだ。宝くじが当たるのも買った人だけという論理と同じである。まずビジョンを語る、書くことは大事なんだろう。ところがこれは天才じゃなくてもできる。例えば、居酒屋で突然話しかけてくるやからの多くが素晴らしいビジョン語る。彼らはくだを巻きつづけ、あるものは世界を変える。有言実行できるかいなや、そこだ。しかしだ、真似したくてもなかなか真似できない。今はAC ミランの本田が小学校の卒業文集においてミランに入ると書いたと話題になったが、これは同じようにビジョンを語った多くのサッカー少年のうちたった一人、彼だけが実現できたわけだ。同時に本田にしてもそのモチベーションを若いときから持ち続けたゆえの結果なのだ。
まずはビジョンを語ってみるか。来年の。。

繰り返すが映画の出来は良くない。

クライアントの役割

最近僕はしばしばクライアントである。残念ながら家を建てるわけではなく、家具デザインやグラフィックを依頼するメーカー、あるいは設計事務所としてである。クライアントの立場になると発注者側での重要な役割が見えてくる。そうした中で、建築におけるクライアントと設計者の関係は若干歪みがあること気づき始めている。その最たるものが「お施主様」というクライアントの呼称である。僕がクライアントとしてデザイナーにデザインを頼むとき、彼らは僕のことを決して「お施主様」とは言わない。当たり前だと思えるかもしれないが、建築の世界では、しばしばクライアントを「お施主様」と呼ぶ。ついでに言っておくと契約関係のない設計事務所と工事会社と間で、アーキテクトが「先生」と呼ばれる。僕はこれらの慣習が結果として大きな損失に繋がっていると思っている。はっきりいって面倒だし、弊害もあるのでここでしっかり書いておきたい。

たとえ話を書いてみる。出資を集め宝を探しに行くキャプテンは操縦士を始め多くのスタッフが必要になる。キャプテンは長旅においてチームの士気をあげるために、腕のいいコックやミュージシャンを同船させたほうがいいだろう。キャプテンは宝を探すために最高のチームを作ることが成功の近道だ。
このとき操縦士、コック、ミュージシャンは上下関係で結ばれるよりもパートナーであるほうがいい。そもそもリスクのある航海である。裏切りなどのリスクはつきまとう。宝は経費を除き4分割すると宣言すれば士気はさらに上がる。とはいえ船を持ち、計画を企てたキャプテンは様々なリスクを背負っている。だから会計を明示した上で報酬という形でコラボレーター契約することが望ましいだろう。パートナーである彼らは上下関係で結ばれた契約より遥かに素晴らしい仕事をするだろう。これは意匠設計者と構造設計者の関係に似ている。

さて話を建築のクライアントと設計者に戻す。クライアントにとっての最大の利益は最高のデザイン、家、建築である。宝探しと構図を重ねてみる。クライアント/キャプテンは良きチームを作ることが求められるだろう。建築はしばしば旅に例えられるほど時間がかかる。住宅ですら設計か竣工まで2年近くかかることもある。設計者は操縦士でありパートナーだ。正しい道程を探り、遂行するのが役割だ。キャプテンと相談し予算や船の大きさなどを吟味。どこまで遠出ができるのか、どれだけの財宝つめるのか、工程のリスクをチェックすることが求められる。時に才能があり、想像力豊かなキャプテンは船を操縦したくなるかもしれない。がしかし、もちろんキャプテンは操縦桿を握るべきではない。熟練の操縦士は、一見戸惑っているように見えて、最高の工程を臨機応変に組み立てている可能性もある。全体工程のコンセプト共有は必要だが、基本的に操縦は専門家に任せるべきだろう。だれも寿司カウンターの向こう側に行き、寿司を握ることが得策だとは思わないはずだ。キャプテンは大事なことをあらゆる局面で正しい決断をする準備をする必要がある。さらに大事なのは全体の士気が下げないことがキャプテンの役割である。良きチーム時に個性派揃いでコントロールが難しい。いかに最高の仕事をしてもらうか、頭を使うべきだろう。まだまだ書き連ねることができるが、キャプテンの役割は大きくコントロールし、才能豊かなチームを信頼することでプロジェクトを成功させることだ。

話を戻す。「お施主様」文化においては、「お施主様」の意向が最大化される。仮にそれが美しくなくても、チグハグでも、理にかなってなくても、最高の結果を求めるはずのチームはただ垂れ流される意見に従うチームへと成り下がる。思ったこと正しいことを言えないうなだれた設計者は現場で「先生」と呼ばれ少し自信を取り戻す。現場と先生は結託して、「お施主様」の意向さえ聞けばいいチームとなる。このチームが「お施主様」にとってあらゆる意味においてマイナスであり、危険でもある。

そろそろ結論を書く。あくまで理想の話として。
クライアントにおいてするべき本当の仕事は良きチームをつくり、チームのモチベーションをどこまで引き上げることができるのかだろう。もちろんこの役割をチーム全体に委ねることもできる。大事なことは素晴らしい結果のために、チームで動いている認識をして努力をすることなのだろう。チームで働いたことの経験があるクライアントであれば、スタッフや下請けの頭を押さえつけて、「働け!働け!」と言ってもなに一ついい仕事はうまれないことは知っているはずだ。「お施主様」と呼ばれて悪い気はしないかもしれない。僕も正直「先生」と呼ばれると思わず気が緩む。しかしながら、この立場に安住している限り、いい仕事はチームから生まれにくい。チームができた段階でゴールとゴールへの方法論を一度チームで話し合うといいのではないかと思っている。そして「お施主様」と呼ぶのも呼ばれるのも辞めるべきだろう。

どこまでデザインするのかを決める。

「どこまでデザインするか」この命題には大きなテーマが眠っている。今日はその中のほんの一部について書いてみたい。結論から言えば、語弊はあれど、どこまでもデザインするべきといえる。そうは言ってもデザインが出来なくなる壁が必ずやって来て、あるところで諦めざるえない。わかりやすい壁がコストだ。そして時間。(隠れた大きな壁はデザインフィーもあるが。)次の壁はクライアントからの要望であるが、本来これは対話で解決されるべき問題だ。そして設計者のスタンス、スキルと続く。
繰り返すが、僕はどこまでもデザインするべきだと思っている。その大きな理由の一つは、立ちはだかる壁を知ることがデザインワークに置いて重要だからである。そこでの選択こそが本当のデザインの分かれ道であるとも言える。様々な例をあげることができるが、ちょっと変わったところで設計者のスキルにおける壁の例を挙げてみたい。例えば僕は椅子のデザイン、絵を書くことはできるが、あえてやらないことの方が多い。でもソファーはしばしばデザインをする。己の技量を冷静に眺め、またクライアントからのコストを有効に使うべく判断は正しい壁であり、クライアントの利益である。そこでは外注するという選択肢もある。冷静にプロフェッショナルへ仕事を委ねる勇気も重要だ。またコストによって既製品を選ぶときと特注品との違いをよく知っておくべきだ。スタッフとのやり取りでは9割何でも作る覚悟で設計をしろといい、1割はコストパフォーマンスを考えてスマートに選べという。設計の内容と既製品がマッチしていればそれは素直に受け入れるべきであり、駄々をこねて作りたがるのはバランスがいいとは言えない。
次に別の視点から考えてみたい。まず空間は様々なチャンネルで繋がっている。当たり前ように聞こえるかもしえないが、この事実は案外共有が難しい。玄関のハンドルとキッチンのツマミの関係を論じられることは少ないが実は空間で繋がっており、触覚でも繋がっている。この事実に対し真摯に丁寧に対応することが空間のクオリティーを上げて行くのだが、そのためにはどこまでもデザインする必要がある。ここは安易には譲れないところだが、結構妥協しがちである。多くはコストにまける。一番負けたくないところである。コストで負けないために立ち上げたのが、「parts by commoc」でパーツメーカーである。このメーカーについてはまた別の機会に紹介したい。

プロフェッショナルインターン

設計事務所をインターンをしながら世界中を回るツアーをするというツワモノが今事務所にいる。ウクライナートルコータイーそして日本ーさらにオーストラリア、ニュージーランド、南米のどこか。。。へと続くそうだ。また、このツアーについて雑誌社と契約しており、写真と記事を定期的に発表するそうだ。こんなたくましさが、若かりし僕にも欲しかった。さらに彼女はアーキテクトになりたいと言った。キッパリと。とにかく彼女の未来は明るいだろう。少なくとも1年以上かけて回るアーキテクチャーツアーは彼女が将来何をやるにせよ、大きな大きな財産になるに違いない。