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ビジョンを語ってみる

飛行機でジョブズの映画をみた。出来がいいとは言えないが、これから起業を考えている人にとっては背中を押されるところもあると思う。映画の中での彼のコメントや行動には起業家が持つべき資質とは何かが学べるし、(もちろん学ぶべきことではないこともある)同時に彼が天才がゆえのユニークさと自分とのギャップも見えてくる。
彼は映画の中で常にビジョンを語っている。もちろん映画だから誇張されているところはあるだろうけれど、ビジョンを語り続けたものだけにしか、それを実現するチャンスはないのだ。宝くじが当たるのも買った人だけという論理と同じである。まずビジョンを語る、書くことは大事なんだろう。ところがこれは天才じゃなくてもできる。例えば、居酒屋で突然話しかけてくるやからの多くが素晴らしいビジョン語る。彼らはくだを巻きつづけ、あるものは世界を変える。有言実行できるかいなや、そこだ。しかしだ、真似したくてもなかなか真似できない。今はAC ミランの本田が小学校の卒業文集においてミランに入ると書いたと話題になったが、これは同じようにビジョンを語った多くのサッカー少年のうちたった一人、彼だけが実現できたわけだ。同時に本田にしてもそのモチベーションを若いときから持ち続けたゆえの結果なのだ。
まずはビジョンを語ってみるか。来年の。。

繰り返すが映画の出来は良くない。