Journal

仕事の流れ

みなさま、こんにちは。
あまりにも間をあけすぎて何を書いていいのか、そのリズムをすっかり忘れてしまいました。「忙しい」とは、本当に忙しい人だけがいえる言い訳です。僕ははっきりいって十分に時間があったくせに怠けて書いてこなかったとしか言いようがありません。でもなぜ書けなかったか?余裕がなかった、これが本音です。自分のキャパが思ったよりも小さかった。これはとても残念です。いままでは仕事がちょっと忙しくても書く時間は確保できたわけです。ところが去年あたりから余裕がなくなっていたわけです。ちょっと心が狭くなっていたともいえるでしょう。ブログを書いている場合があったら、何か考えろと・・・やることを探せと自分に言い聞かせてきてしまったわけです。今年の大いなる反省ポイントといえるでしょう。同時に仕事も宣伝しようという気が希薄だった。決して潤沢に仕事があったわけではないのに。。。その結果はまあ来年はもっとがんばろうという感じです。反省もソコソコにしたいと思います。今日は最近強く感じた「仕事」こと書きたいと思います。「仕事はどこから来るのか。」それは僕らにとっては永遠のテーマです。その流れに身をゆだねて生きているのがわれわれです。仕事はいつも偶然やってくるわけですが、あとで考えるとそこには「流れ」があります。流れはとても重要なのです。最近仕事の流れがかわってきたなーと思うことがよくあります。もちろん急に変わったわけではありません。そして月並みな話であるインターネットによって、そして僕の場合、家具をデザインすることによって仕事の流れはかわりつつ、さらに他の要素もあいまって加速した流れになりそうです。結論から言うと、戦略的に動くよりも、ますます仕事の質を問われている、そう感じています。経験上、クライアントは多くのデザイナーをデスクトップにならべ比較します。これはgood newsなのかbad newsなのかわかりません。good newsだとすれば、それらの小さなコンペティションの数は確実に増えているということです。まな板の上にのる機会は増えているわけで、選ばれるチャンスも増えているわけです。
Bad newsは写真がますます重要になりphotoジェニックであることが建築の質よりも重要になってくることでしょうか。このような小さなコンペティション、実は世界中で行われているようです。島国日本の建築設計者にも大きくチャンスは広がっています。僕らにはなかなかパブリック建築をつくるチャンスがないといわれています。と同時に、かつての設計者にこのような大海原に出ていくチャンスはおそらくありませんでした。僕らはこのチャンスをむしろ喜ぶべきなのでしょう。流れが変わってきたなーと確信するにいたったか、僕がここ1,2年の間に起こった不思議な仕事について次回は書きたいと思います。すぐに。