Journal

飛行機、早朝、石巻

いくつも書きたいことがあるけれど、まずは無事に飛行機にはのれたことをご報告。空港職員のあせり顔にまだ余裕があったのでほっとした。1時間以上電車がおくれているのに飛行機は定時でとばした。きっと何人かは乗れなかっただろう。とくに京成線でいこうと思った人は僕もふくめてだが、そこでまったく動かず、僕がのったNaritaEXPを逃した人は絶望的だ。
まさか千葉で震度5は想定していなかった。今後電車が時間通りに動くという日本の常識をうたがわなければいけなくなったことは、生活はもとより経済に多くの支障をきたすだろう。頻発している余震も、原発同様長い付き合いとなるとの記事を読み、覚悟を決めた次第。

毎年恒例の行事にしつつあるが、ミラノにきている。ミラノ行きの話は社内でも家族においても若干ナイーブなのは、どこまでが仕事で、どこまでが休暇かわからないところだ。今回は出展しないつもりで、つながりのあるメーカーに顔つなぎ程度に話にいき、少々営業をして、毎年ミラノでしか会わない仲間に会う程度に考えていた。もちろん集中的に展示を見れるということはリサーチとして必要なことかなとも。偶然声をかけてくれたwallpaperの企画展は、まあタナボタみたいなもので、そのナイーブさがすこし和らいだ。ありがたかった。

さて、例によって時差ぼけで目がさまてしまったから書いているのだが備忘録としてできれば書き続けたいと思っている。今年のミラノ日記。本当は先週末行った石巻のことも書きたい。これは少々腰をおちつけないと書けないがイントロだけ。現地にいって思ったこと、それは何かできると思っている、強くそう思っている人は、ぜひ現地へいってもらいたいと思う。もし石巻にボランティア、あるいは今後の支援のための調査をしたいと思っていて、どこに連絡すべきかを悩んでいる人は僕に連絡してほしい。現地で寝るところと話が聞けるネットワークを提供できると思う。
におい、殺伐な環境、現地の人からくりだされる真剣な言葉を聞けばその思いはさらに強いものになるだろうから。