Architecture - Journal

Design small things

We could learn a lot from his detail.http://www.geoffreybawa.com/
My friend took photo handle and lighting in bedside.

You can see the similarity.Such details make beautiful rhythm in space.
I remember this is one of the important idea that I leaned from Peter Stutchbury.

We should try thinking any detail and making by ourselves.
Otherwise,it’s difficult to make beautiful rhythm,one of the most important thing in architecture.

上棟式/Cerebration

Cerebration for Finishing Structure.
It’s topical ceremony that client invite carpenters and us.
最近大工さんはお酒を飲まないので(車で来ているから)割とおとなしい会となることが多いです。

Job offer

We are looking for Architect who speak Chinese and English or Chinese and 日本語.
Just mail us your CV and portfolio.
info@keijidesign.com

Thanks.

Keiji Ashizawa

先生について。アトリエオイ、小さな講演の紹介

何度か書いていることだけれど、僕には何人かの先生がいて、設計やデザインで困ったり、迷った時には「あの先生だったらどうするかな?」ということを考えたりする。スタッフにも「ピーターさんだったらどうするか考えてもみたら。」などと、所長業の放棄ともうけとれる発言をすることもある。

今日は僕のもう1人の先生、アトリエオイさんのお話をしたい。いまから7年前ぐらいだったと思う。ベルギー人の友人を通して、アトリエオイというスイスのデザイン事務所から協働のオファーをもらった。ローカルアーキテクトの仕事である。すでに看板を出して仕事をしていたけれど、何か学ぶことがあるに違いないと快諾。いや、当時仕事と名前がつくものは断ったものはなかったからいずれにせよ快諾していたのだと思うが。。
さて、彼らとの仕事は、高級時計ブランドのショップ設計。僕らの仕事は、日本とスイス間における設計の調整であったり、意欲的な提案に対するデティールの設計、現場監理が主だったものだった。結局、僕がそこで学んだものは、むしろアトリエオイそのもののコンセプトだったと思う。視察や打ち合わせのために、スイスに2泊。その間彼らと家具メーカーとの関係や、議論の進め方、事務所のあり方に芦沢事務所は相当遅れていることを認めざる得なかった。あれから7年たったわけだけど、まあたいして追いついてもいないわけだが。。
彼らの事務所は大きな一軒家を改装したものだった。そこには本格的な工房があった。実は3人のファウンダーのうちの1人は船大工である。1人はミュージシャン。そして残る1人は、間違いなくコメディアンである。商売にはしていなかったと思うが。棚やカウンターには多くのプロトタイプが転がっていた。そして、当時から顧客はスイスのグローバルブランドで、世界中に彼らの仕事があった。仕事は香水瓶のような小さなものから、スウォッチグループの建築ファサードを手がけるなど幅広かった。僕が感心したのはむしろそこではない。もちろん、大きくビジネス展開している彼らの才覚は尊敬すべきことではある。大きくは2つ。1つめは、経済的な成功をおさめながらも、決してブランドビジネスだけに埋没しようとはしていないこと。むしろ提案書を見る限り、そこにはアトリエオイらしい意欲的な提案が山盛りであった。2つめは、彼らのワークショップから生まれた小さなきずきを、インスタレーション、家具デザイン、照明デザイン、そしてインテリアデザイン、ビルファサードへと進化させていたこと。彼らのデザインのスタイルを隅々まで貫いていたことである。

僕が彼らを思い出す時、多くは自分への反省を伴う。クライアントの言葉通りに設計するのは実はそれほど難しくない。同時にそれは決してクライアントを満足させないこともわかりつつも、そこでの戦いを諦めざる得ないことも多い。つまり、戦いが激化すれば、仕事が停滞する。あるいは仕事そのものを失うこともある。その恐怖心は事務所経営や家族のことを思うとなかなか拭い去ることは出来ない。しかし、アトリエオイの提案にはそのちっぽけな、しょうもない保身がまったく感じられない。ブランドそのものを揺るがすかのような提案書をぶつけて行く。攻撃が最大の防御であるとはこのことかと、思った。
2006年以来様々な協働や意見交換、それぞれの新しい事務所訪問などを繰り返しいまにいたる。実は私はアトリエオイの名刺ももっている。:)

前段が長くなった。今日はアトリエオイの小さな講演会を紹介したい。僕は彼らの事務所のプレゼンテーションを数度みているが、いいものを見たなと毎回思う。それは彼らがデザインをみせるというよりは、彼らのデザインをして行く上でのプロセスを同時に伝えてくれるからだ。もちろんそう簡単には真似はできない。が、なにか自分にも出来そうだと思うのが最初のステップである。できるだけ多くの人に彼らの仕事、そのプロセスを見てもらいより高いレベルでのデザインを作り出すような環境が僕の周りに、日本にもっと、もっと生まれてくるといいなと思っている。

(ピエールケラーさんのお話は抜群におもしろいです。また今回は通訳をつけますので、安心して日本語でお聞きいただけます。)

詳細:

スイスの美術大学 ECAL創設メンバーである「ピエール・ケラー」氏と、スイスのデザイン事務所Atelier oI (アトリエオイ)の創設メンバーである「パトリック・レイモンド」氏の緊急来日に伴い、彼らの仕事の一部をお話しして頂ける機会を設けました。

〈定員30名限定〉
 8/27までに下記のメールアドレスまで、メールにてご返信ください下さい。
 株式会社スタジオアナグラム 橘あて 
tachibana@studioanagram.com
または芦沢事務所へ、
info@keijidesign.com

または、facebookにて。
https://www.facebook.com/events/228071174009629/

トークショーの後に簡単なお食事とドリンクをご用意しております。是非、ご参加くださいます様、お待ちしております。

2013.09.01 日曜日/SUNDAY
TALK SHOW 17:00-
PARTY 19:00-
at STUDIO ANAGRAM. INC.
Charge 1,500 YEN-

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●PIERRE KELLER ピエール・ケラー
 スイスの美術大学 ECAL(ローザンヌ美術大学)の創設の一員であり、著名なグラフックデザイナーでもある。
 http://www.pierrekeller.ch/

●PATRICK REYMOND パトリック・レイモンド
 スイスのデザイン事務所Atelier oi (アトリエオイ)の創設メンバー。
 彼らのクライアントは、LOUIS VUITTON、BVLGARI、Swatch、USM、B&B ITALIA など のクライアントを持つ。
 http://www.atelier-oi.ch/

〈 開催場所 〉
 株式会社スタジオアナグラム/ STUDIO ANAGRAM. INC.
 東京都港区西麻布3-3-1 TS HOUSE 2F
 TEL 03-6434-9428

〈 フランス語通訳 〉
 村田 明久美

〈 協賛 〉
 株式会社芦沢啓治建築設計事務所
 株式会社スタジオアナグラム/ STUDIO ANAGRAM. INC.

Hirosaki,House-S,Hairsalon Botao and Ishinomaki

1:
The container for Hirosaki-Knife for Salone.
Hirosaki is very far from Tokyo and have to go through Tohoku area that was hit by earthquake,then I will see them in Milan.
Hope it works very well.

2:
I just finished interior design for Hair-salone in Daikanyama,really center in Tokyo.
I will upload all of photo soon.


Photo: Takumi Ota

3:
I also finished house in tokyo recentry.There are still small constructions though Japanese magazine,modern living just published this house.I will ask a photographer to take soon.

4:
Dailytonic took up Mishima house.

5:
I will go to Ishinomaki to meet my friend’s family who is my client as well.
I am not sure I can do for them so far.But I will bring my friends to help then on this weekend.

open house

Architects in Japan often held “open house” before client live.I am not very sure it’s common in any country.It’s good for us to see my friend’s work without client’s eye…
I also like to see how clients live there though.

Miha design,who are very close to my friend as well as are one of the talented architects in Japan,held open house yesterday.
I am always surprised at their way to make space.

It’s in the housing area and very tight space in Tokyo.
But the house are very succeed to have very open,comfortable and private space.

There are lots of skylight and void,then first floor are amazingly bright though there are the house in the very complex area.The step and the structure wall makes good rhythm for the space.The long slit window in the dining is very effective.The window put on the gap in next door’s house and another house.

I also met their teacher in their university there.This kind of event also works like that.

I broght my daughters there,it’s usually not to invited.They liked to clime the attic as most children did that.I could enjoy to see my friends,nice architecture and entertained daughters.I could say It’s perfect Sunday.


Good design is…

時差ぼけでおきる。こちらでいうと早寝早起きということだから悪くはないのだけれど、もう一度寝ようとおもってビールをのんでしまったのは、少々罪悪感がのこる。月曜日の朝だということをわすれていた。今日はコペンハーゲンをでてスウェーデンに入る。といっても電車で1時間半。東京から名古屋にいくようなものだ。昨日は日曜日でも空いている美術館へ。ひとつは、ordrupgaard museum 。Encountering Japanというタイトルの展示で、ヒロシゲやホクサイ、ウタガワの浮世絵と、Degas, Monet, Gauguinといった印象派とよばれる画家にどような影響を与えたかということを、露骨にみせる展示会であった。ヒロシゲの東海道五十三次の隣に、モネの太鼓橋の絵が並んでいるというような。わかりやすく面白い。浮世絵の良質なコレクションを海外で見ることができるということは知っていたけれど、少々複雑な思いと同時に、なんとなく鼻が高かった。建築はザハハディド。洗練されたmuseumではあったけれど、必ずしも素晴らしいと思わなかったのは空間のダイナミックさに対してデティールが粗雑だったから。こればかりは職業病だと思うけれど、キョロキョロと空間とディテールをみくらべて疲れてしまった。彼らにとっては大きなプロジェクトではないから、人員の投入がうまくいかなかったのかもしれない。ディテールははっきりいって雑だ。建築としてのボリュームや構成、既存建築とのジョイントの強引さと力強さには共感がもてたけれど。同じ敷地にfinn juhlの家がある。これは彼が家具のデザイナーとしていかに優秀だったかは語るに及ばずだけれど、彼の家をみると豊かな生活者であったこともよくわかる。彼がそこでいかに仕事をして、食事をし、くつろいだか、その経験が彼の家具のデザイン、ディテールの全てだろう。
案外交通の便が悪く、いって帰るだけで結構な時間がたってしまったので、ひとつのミュージアムをキャンセルしてデンマークデザインセンターへ。’10+ Design Forecast’ という展示をやっている。そのなかでインタビューコーナーがあり、メーカーのデザイナーや研究者にgood designとは何かを聞いている。
Good design is… INTUITIVE / FUNCTIONAL / SHAPE AND APPEARANCE / RESPONSIBLE / HONNEST / INNOVATIOVE / AESTHETIC / USER ORIENTED / DURABLE / GOOD BUSSINESS.
10人に対するインタビューから拾った言葉。
どれもまああるよなという感じだけれど。というわけで、また明日。


COPENHARGEN APT


ordrupgaard


danishDesignCenter